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肌の治療 掌蹠多汗症

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掌蹠多汗症

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掌蹠多汗症は、手のひらや足の裏にたくさんの汗をかく症状です。

手の多汗症の場合は手掌多汗症と呼び、足の裏の場合には足蹠多汗症と言います。

軽症の場合なら、物を持った時や精神的に緊張した時に汗が出る程度ですが、重症になると、汗がポタポタと落ちるようになります。

多汗症を発症すると、人目が気になることもあり、場合によっては普段の生活の中で様々な支障が出るようになりますので、QOL(生活の質)が下がってきます。

治療としては、神経遮断薬や外用制汗剤などによる薬物療法、心理療法、胸部交感神経遮断手術などが行われます。

掌蹠多汗症Q&A

Q
単なる「汗かき」とは、どう違うのですか?
A

単なる汗かきと違うのは、「手の汗で書類などが濡れてしまう」「手の汗のせいで握手がしづらい」など、日常生活に支障をきたしてしまうことがある点です。掌蹠多汗症には、明確な診断基準が決められています。

Q
いろいろな治療が行われているようですが、何科を受診すればよいのでしょうか?
A

確かに、神経遮断薬による治療や手術など、どんな治療を受けるかによって診療科は異なってきます。手のひらに多くの汗をかき、手掌多汗症の疑いのある方は、まず皮膚科を受診されるのがとよろしいかと思われます。