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肌の治療 口唇ヘルペス

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口唇ヘルペス

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唇のまわりに赤い小さな水ぶくれができて痒みや痛みが伴い、疲れやストレスで体が弱っている時によく繰り返し発症します。これらが口唇ヘルペスにみられる典型的な症状です。この疾患の病原体は「単純ヘルペスウイルス1型」です。ヘルペスウイルスは、一度感染すると、神経細胞の中に隠れ潜んでしまいます(潜伏感染)。潜伏したヘルペスウイルスは、現在のところ退治することはできません。そして、体の抵抗力が衰えている時などに、急に暴れ始めるのです。

口唇ヘルペスの治療としては、主に抗ヘルペスウイルス薬を用います。飲み薬と塗り薬があり、場所や症状の程度などによってそれぞれ使い分けます。発疹の出る前にチクチクするなどの予兆が出ることも多く、その時点で治療を始めると、治りが早くなります。

口唇ヘルペスQ&A

Q
口唇ヘルペスはどのくらいで治りますか?
A

初感染か再発か、また体調などによって異なってきますが、重症例を除き、基本的に4つの段階(ピリピリ、チクチクするなどの違和感→赤く腫れる→赤い腫れの上に水ぶくれができる→かさぶたができて回復する)を経て、2週間くらいで治ります。

Q
単純ヘルペスウイルスには、どうやって感染するのですか?
A

このウイルスを持っている人と直接接触したり、ウイルスが付いた物に触れたりすることによって感染します。なかでもヘルペスの症状が現れている時期は、患部がウイルスを大量に放出していますので、以前ヘルペスに罹ったことがない人や、抵抗力が落ちている人は、この時期の患者さんに接触すると感染しやすいと考えられます