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肌の治療 脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)

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脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)

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脂腺の多いところに生じる湿疹で、頭や顔、胸背部などにできやすいのが特徴です。新生児や乳児に多く見られますが(乳児脂漏性湿疹)、大きくなるにつれて自然にできなくなってきます。一方、問題なのは中高年の場合で、頭、顔、耳にフケがしつこく出て、痒みもあり、とても憂うつなものです。原因としては、皮脂成分の質的異常や皮膚機能の老化が関係しています。また、でんぷう菌(マラセチア)の感染が関与することがあり、脂漏性皮膚炎の治療としては、強過ぎないように気をつけながらもしっかり洗うのが基本で、そうした後にステロイド軟膏とでんぷう菌に効く抗菌薬を塗ります。

脂漏性皮膚炎Q&A

Q
マラセチアがどうして皮膚炎を引き起こすのですか?
A

マラセチアは人間の皮膚に普段から存在する菌(常在菌)で、皮脂を好みます。皮脂が多い環境下ですと、異常増殖することがあり、その代謝物が皮膚に炎症を引き起こすものと考えられています

Q
新生児や乳児の原因は何ですか?
A

皮脂の分泌が盛んなことが一つ。もう一つの原因は、毛穴が未発達なために、分泌された皮脂が毛穴に詰まりやすいことです。赤ちゃんは治りやすいのですが、成人の場合は治りにくいことが多いようです。