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赤ちゃん、こどもの皮膚病 水イボ

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水イボ(伝染性軟属腫)

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水イボは、正式には伝染性軟属腫と言い、伝染性軟属腫ウイルスによる皮膚感染症です。

幼少児によく見られ、痒みを伴うことが少なくありません。


特に乾燥肌やアトピー性皮膚炎のある患者さんに多く見受けられます。その理由としては、乾燥肌やアトピー性皮膚炎があると、皮膚の「バリア機能」が低下するため、細かな傷からウイルスが入り込みやすいことと、痒みで引っ掻くことにより、爪先からうつってしまうことなどが考えられます。

水イボの治療

専用のピンセットで一つずつ摘まみ、内容物を出す方法が一般的です。

ただし、強い痛みを伴いますので、この痛みを軽くする目的で麻酔のテープ(ペンレステープ)を使うこともあります。

当院では水いぼ摘除処置に関しては、人手不足の為、2019年7月以降は終了いたします。
水いぼ摘除処置を希望される患者様は他院へ受診をお願いできれば幸いです。

水イボQ&A

Q
水イボはプールで感染すると聞きましたが、本当ですか?
A

プールでの感染はよく見られますが、プールの水から感染するというよりも、皮膚間の接触やビート板の共有が感染の原因となるようです。

Q
水イボは、必ず取らないといけないのですか?
A

水イボを放置しても、やがては自然に消退しますが、消退までに6ヶ月~5年かかります。また、経過観察中に患者さん本人の他の部位に感染したり、他者に感染する懸念があります。なかには、掻きむしってアトピー性皮膚炎が悪化したり、二次感染によるとびひを生じたりするケースもあることを考えると、水イボの摘除には痛みが伴うものの、数が少ないうちに摘除したほうが良いでしょう。